HGSS孵化 仮対応
「乱数→ステータス」「連打個体計算ツール」をHGSSの孵化に仮対応しました。現在、パワー系のアイテムを使わない場合のみ計算できます。また、HGSSで明確になった乱数消費数にあわせ"遺伝を考慮する"ときの処理を専用化し、これによりフレーム数が従来より1多くなったり、所持アイテムと遺伝箇所といった同時に起こりえないことの同時計算ができなくなったりしています。ご注意ください。
「電話パターン確認ツール」にも、偶奇が一致するseedのみ表示する機能や目的のseed(初期seed欄に入力されたseed)を装飾する機能を追加しました。試してみたら連れ歩きポケの反応を利用した大量消費が実用に耐えられそうなので、いずれ消費数を確認する機能も追加したいところです。シント遺跡のコトネ・ヒビキの台詞への対応も、確認が取れてから行いたいと思います。ついでに"初期seed"をダブルクリックすると、その欄が16進数と扱われるようになる機能も実験的に付けてみました。(「タマゴ乱数計算ツール」にも)
ポケモンバトル東西交流オフ
3日も前ですが、ポケモンバトル東西交流オフに参加してきました。最近のバトルのコツが良く分からないので、カイリュー、レックウザ、ラティオス、パルキアという攻めるだけのドラゴンパーティでひたすら対戦を重ねさせていただきました。戦績は10勝18敗という成績で、個人的には1/3以上も勝てて満足しています。エキシビジョンマッチも本当に強い戦い方というものを見せていただき、非常に楽しめました。
しかし、これだけの大人数が集まってワイワイ騒いでいられるオフというものは凄いですね。スタッフの方々、参加者の皆さん、お疲れ様でした。
最小経過フレームのバグ修正
「乱数逆算ツール」で時刻設定を逆算するとき、最小経過フレームがseedの下位2バイト(-年+2000)より大きい場合、ゲーム起動時刻、プレイ開始時刻とも1時間遅い値となるバグを修正しました。大抵は、その1時間分早めることで正しい値となりますが、プレイ開始時刻が0時代であった場合は1時間早めることができないので計算結果が大幅に異なります。(例:0x00000000を最小経過フレーム1で計算したとき、経過フレームが65437〜65536になってしまっていた)
改造
ところで、かつて倍速GBAが問題視され大会のレギュレーションについて議論が起きたことがありましたが、現在のWCSでは「一部で販売されているゲームソフトのレポートを改造する装置を使い、改造コードにより改ざんされたデータを含むポケモン、および改造コードを使用して作られたポケモンは使用できません。」とデータ改造のみと明言されるようになっているんですね。リーグ2005の頃に「改造ツールで作ったポケモンは使用できません。」と曖昧だったのが改善されています。
一方で「通常のプレイ」という言葉は残っています。ただ、これは非データ改造ということを簡単に表したものと見るのが妥当でしょうか。自動操作装置(孵化往復・ポケウォーカー振り)、データ解析、解析情報の利用(ダメージ計算・乱数調整)、バグ利用、非公式周辺機器(通信ケーブル・コントローラー)、クロックアップ、エミュレータ使用など「通常」の線引きや出場者が通信対戦の相手として楽しめる範囲は人によって異なると思いますが、ルール上は問題は無いと見ることはできますね。
個人的には、提供された遊び方だけがゲームの楽しみ方ではないと思っているので、基本的に全部OKです。避けるのは、バグやデータ改造なしで存在しない組み合わせのポケモンと勝敗を競うとか、釣り合わないトレードするとかぐらいですね。制限がある方が楽しいので自分では非公式周辺機器の使用や乱数調整のための時計弄りもしていませんが、通信相手にまで同じ価値観を求めても仕方無いと思ってます。ここらの価値観について、乱数調整まで興味ある人の中ではどのようなに考えている人が多いのかちょっと気になるので、もし良かったらコメント下さい。
アドバンス版のデータを追加・修正
「無制限に盗めるアイテム」において、最下部の入手制限があるものの表の「しんかいのキバ・しんかいのウロコ」「やすらぎのすず」「あかいバンダナ(等)」の入手方法に詳細を追加しました。RSEでは安らぎの鈴を貰うのに懐いている必要があるんですね。必要懐き度の情報が見当たらないので、いつか調査しなくては。最高に懐いたラッキーと他のラッキーで、タマゴうみを繰り返しつつ漢方を与えていけばいいのでしょうか。
「バグリスト」では、「きいろいバンダナ」という誤字を修正。白昼夢バグは未だ検証していませんので、こちらもどうにかしたいところです。意外とアドバンス版でも情報不足があるもんですね。