ポケウォーカーのID

IDと特性の関係 2」(てきとーぽけぶろぐ)によるとポケウォーカーで入手したポケモンの性格値は、"連れて行ったポケモンの親のID"ではなく"入手側のトレーナーのID"によって決まるとのことです。未確認ですが反対の情報を見たことありませんし勝手についてきたときの処理が簡単に済むので、この通りなのではないでしょうか。
この点含め、やや情報を誤認しているような人を多く見かけます。個別に指摘していくのは面倒なので行いませんが、あまり誤った情報が流れているのは嫌なので、もし乱数調整関連の紹介記事を書いている人が居たら以下の簡単なまとめを確認していただければと思います。

  • コース別に出現ポケモン毎の性別が設定されている(固定である)
  • 乱数調整では、(そのおでかけでの)出現ポケモン個体値、性格をそれぞれ狙うことができる
    • 出現ポケモン-個体値個体値-性格は初期seedを同時に設定することが可能
    • 一般に行われている時計を弄る乱数調整は、個体値-性格を同時に設定するものである
  • 初期seed決定は
    • エンカウント乱数(遭遇用乱数):ゲーム起動時に通常の決定方法を経過フレームを0にしたもの
    • エンカウント乱数 再設定:「おでかけに いく」の通信準備完了時の時刻を0時ちょうどからの秒数に直したもの(出現ポケモン決定のために常に3個消費されている)
    • タマゴ乱数(孵化用乱数):エンカウント乱数と同様
    • タマゴ乱数 再設定:なし
  • 性格値の決定に使われるIDは、ポケモンの親IDではなくトレーナーのID
  • 性格は、どんなID・裏IDでも初期seed・乱数消費が一致していれば同じ
  • 特性は、ID・裏IDに加えて入手したポケモンの性別・性別比によって特性1か2かが決まる
  • 性格値を決めるタマゴ乱数は光の玉1つにつき4消費なので、入手するものが無い通信でも通常と同じく乱数を消費する
    • これにより、わざと通信を多くすることで狙った性格とすることができる
    • 中断された場合でも、表示された光の玉を数えることで乱数消費を確認できる(狙ってやるには大変ですが)
    • 中断されてもDS側にエラーの表示が無ければ、乱数消費は生じていない
  • タマゴ乱数の消費数は通信の種類(「プレゼントを うけとる」等)によってほぼ固定だが、稀に光の玉1個分(乱数4)の前後が生じる場合がある

こんなところですかね。それぞれの具体的な情報は検索すれば見つかると思いますので、そちらを当たってください。